竹林を抜けると好文亭というのがあり、これは徳川斉昭が設計に係わったと言われる建物で、詩歌・管弦の催しなどをして領内の人々と共に心身の休養をはかるために建てられたものらしい。ここに入るのにまた20分ほど並び、中を見学するのに更に30分ほどかかったが、中の座敷はなかなか立派なもので見ごたえがあった。このあと急な階段を上り楽寿楼からの偕楽園全体から千波湖の方までの眺めは格別だったよ。園内は梅まつりが絶賛開催中で「水戸の梅大使」の可愛い着物姿の大使たちが園内を回っていて華やかだった。この日は夜にライトアップや花火のイベントがあり見たかったけど、そんな時間までいたら帰れないので諦めた。お昼近くになるとだいぶ暖かくなってきて、ベンチに座ってのんびり過ごす家族連れなども多く見られた。偕楽園は敷居も高くなくみんなの憩いの場って感じがした。吾輩ものんびりしたかったけど今日はとんぼ帰りでこの後水戸駅にも行かなければならなかったので残念だけど偕楽園を後にしたよ。是非今度はゆっくりと訪れたい。日本三名園 偕楽園 (ibaraki-kairakuen.jp)