浄因寺を出て、今度は中心地へと向かう。周囲の山々も紅葉してて綺麗だ!20分ほどで中心地に到着。駐車場に車を停めて「足利學校」へ行ってきた!
【足利學校】※観光協会引用
足利学校の創建については様々な説があります。奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説。しかし、どれが正しい説であるかは現在も解明されていません。足利学校の歴史が明らかになるのは室町時代中期です。上杉憲実が関東管領になると学校を整備し、書籍の寄進や庠主(校長)を招き入れ、学生の養成をしました。16世紀の初頭には生徒は三千人を数え、フランシスコ・ザビエルによって海外にも紹介されました。
入り口でお金を払って中へと進むと切り絵?みたいな絵柄の行灯があり、夜はライトアップしてるみたいでちょっとお洒落な感じになりそうだ!と紅葉が綺麗だ!中の門の前まで行くとイチョウの紅葉が綺麗だ!この奥の杏壇門をくぐると孔子廟というのがあり孔子像が置かれており、その奥に書院があるのだ。ここの入り口にある「宥座之器」というのがあり、写真を撮るのを忘れてしまったのだが、孔子の教えである観欹器。空の時には器は傾いていて、ある程度水を入れると真っ直ぐになり、一杯に満たすとひっくり返るように作られた器。簡単に教えを言えば、八分目あたりがちょうどいいってこと。欲張らずほどほどにって感じかな。
この書院の中に「漢字試験の初級テスト」があって、Shell-Ri君がチャレンジ。ちょっと悩んでいたようなので、問題用紙に目を向けると、これがまた大人でも難しい。これで初級とは思えない!!なかなかの難問だったよ。中庭からの眺めもなかなか見事だったよ。このあと外に出て裏側を通って、出口へと向かったんだけど、そこの紅葉も見事だった。
この辺りはどこも紅葉しててほんとに素晴らしい!午後になると少し風もおさまってきて、日差しが暑いくらい。またいつかゆっくりと歴史を学びつつ来たいもんだ!