今年の紅葉は夏の暑さが長引いて遅れ気味だったけど、それでもそろそろ終わり。
今日は前々から気になっていた南足柄の道了尊とも呼ばれる大雄山 最乗寺行ってきた!
小田原駅より伊豆箱根鉄道大雄山線の終点からバスで10分ほどにある天狗伝説のある曹洞宗のお寺である。夏に夏大雄山線の五百羅漢に行ってきたのだが、その日は時間がなく断念。そして今回やっと行けるタイミングになった。
あまり早く行っても日差しが通らないと紅葉の鮮やかさもないと思いゆっくり目に家を出た。小田原駅は9時半過ぎで早くも混雑。そこからちょっと奥の外れの方にある大雄山線の小田原駅へと移動。夏にも来てるので見慣れた改札。小田原駅から終点の大雄山までは約20分。ローカル色たっぷりで神奈川県の路線とは思えない。車両もどことなくレトロで可愛いのだ。大雄山駅の改札口を出ると、金太郎の像がお出迎え。改札を出て右のスロープを上がると右側にバスロータリーがあり、道了尊行きのバスに乗る。吾輩を含め8人しか乗らなかった。発車後2~3分経ったらもういつの間にか細く険しい峠道へと突入。「何だ?何だ?こんな山奥なのか?」上がること約10分で杉並木に囲まれた行き止まりのような参道の入り口に到着。空気が一変した。ここはパワースポットとしても有名らしいがそのせいか空気がちょっと違う。鈍感な吾輩でも分かった。数店のお土産屋さんがあるのみでちょっと寂しい感じ。後ろを振り向き来た道を見るとそこも両脇は杉並木。バスを降りた人はあっという間に参道に消えて行った。吾輩はゆっくりと歩きたいのと人が少ないところで写真を撮りたかったのでちょうど良かった。杉並木の参道を歩くと5分もしないうちに山門が現れた。紅葉が綺麗である。
ツイッターではもう紅葉は終わりと書いてあったがまだまだ楽しめるではないか。黄色がすごく綺麗だ!ここを通りすぎると緩やかに階段が続くが、後ろを振り返ってこの山門を見るとこれまた素晴らしい。太陽の日差しを浴びると何となく体にパワーを感じる。さて、改めて先へ進むと遠くに今度は鮮やかな赤の紅葉が見える。紅葉はちょっと見頃は過ぎた感じかな…でも十分綺麗。参道から本堂までは20分ほど。でも車だと上まで行けるのである。せっかく参道があるのにショートカットはもったいないと思う。
真っ赤な紅葉の下の右の階段を上がると本堂に出た。
曹洞宗 大雄山最乗寺 – 神奈川県南足柄市にある曹洞宗大雄山最乗寺の紹介。六百回大遠忌のご案内、1年を通じた行事・催事のご案内、建物紹介、紅葉・紫陽花など季節ごとのみどころ等