冬の寒い日にはなぜか「焼き芋」が食べたくなる。
子供の頃は近所に年中軽トラの石焼き芋さんが来てたなぁ…スピーカーから響くおっちゃんの大した呼び込みでもない声に心が踊らされたもんだ!
我が家では電子レンジにかけたあと、オーブントースターで焼き加減を見ながら作っていたのだが、石焼き芋が最もおいしく食べられる究極の作り方は、「石」を使って作る「THE 石焼き芋」らしい。
というわけで今日は「石焼き芋」作ってみた!
最近は便利で「石焼き芋用」とういうものが売っている。そんなに多くの石が必要なわけでもないのだ。
キャプテンスタッグが販売しており、試しに3kgを購入。(アマゾンで600円)
ダッチオーブンを出すのがめんどくさくて、ほとんどテフロン加工が効いていないTfalの26㎝のフライパンで代用。
どんな石かっていうと、「平べったくて丸い石」である。大きさは20~30mm程度の大きさである。どこぞの石ともわからないので、まずは綺麗に石を揉み洗い。100回くらい洗っても黒い濁りは取れなかったよ。濁り水が出なくなったら鍋に入れて15分ほど煮沸。これでほぼ殺菌完了である。そして石を取り出し、天日干しで1日乾燥させました。これで下準備が完了です!
【美味しい石焼き芋レシピ】
①サツマイモ(今回の品種は「紅はるか」2本を洗う。
②水分を良く拭き取っておく。
③Tfalの26cmのフライパンに1.5kg分の石を敷き詰めて、蓋をして中火で20分予熱。
④予熱後15cmほどの紅はるかを2本適度に離して置く。その際は少し石にめり込ますようにして、蓋をしてやや弱火で20分。トータルで40分を経過すると、サツマイモの中から甘い蜜が穴からあふれ出してくるんだ。これが甘くて美味しい!見た目はちょっと汚いけどね。⑤その後10分くらいずつ紅はるかを回転させながら40分加熱。その際は蓋は、少し隙間を空けておく。(適度に水分を蒸発させる。)
⑤つまようじを刺して通りが良ければ完成。
ネットだと60分って書いてあるが、吾輩が作るベストは80分。まぁ、鍋の種類や、気温などによっても違うだろうし、そこは現場対応で!
さて、お味はというと、これがまためっちゃ美味しい!まるでスイートポテトのようだ!
「大袈裟な…」と思うでしょうが、ほんとにねっとりと甘くて、とても素人が作ったような味ではなかったのだ。石のお手入れも忘れずに!蜜が石にこびり付いてお焦げ化しているので、お湯を加えて石だけ煮沸。その際石を混ぜながらお焦げを取る。(実際は綺麗には取れない)
その後、手もみで洗い乾燥させる。
ちょっと手間なんだけど、これならだれでも美味しい焼き芋が作れるので是非とも試してほしい!
ちょっとしたマイブームなのだ!皆さんも是非試してみてもらいたい!